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- 高野山・吉野山
高野山などへの旅行の休憩地として
五條には、自然の蛍が生息する美しい自然が多く残っています。
そして、当館の裏手には、日本最古の民家や、古くから残る建物があり、歴史を感じることが出来ます。
お立ち寄りの際は、是非五條を巡ってみてはいかがでしょうか?
弘法大師 空海 修行の場高野山
高野山は、平安時代のはじめ、日本が生んだ偉大な聖人、弘法大師によって開かれた日本仏教の一大聖地です。
弘法大師・空海は、国家の安泰、世界の平和、また、修行者のために、人里離れた山奥に、真言密教の根本道場を建立する願いを持っておられました。
その願いが叶い、西暦816年(弘仁7年)に当時の帝・嵯峨天皇より、真言密教の根本道場を開くためにこの地を賜りました。
海抜1千㍍の山上に広がるこのお山は、東西約6キロ南北約3キロの盆地で周囲を内八葉外八葉の峰々に囲まれ、蓮(はす)の華のような地形をなしております。
10世紀後期頃から大師入定信仰が生れ、高野山を弥勒浄土(みろくじょうど)とする信仰や阿弥陀浄土(あみだじょうど)とする信仰と合いまって、高野山は、一般民衆の信仰と尊敬を集め、千年以上も前から、現在に至るまで多くの人々のお参りが絶えません。
西暦2004年(平成16年)7月には「紀伊山地の霊場と参詣道」として、ユネスコの世界文化遺産に登録され、日本国内はもとより世界各国の方々も数多く訪れております。またミシュラン旅ガイド日本版において、高野山は三つ星を獲得し、優れた観光地として最高の評価を受けています
全国有数の桜の名所吉野山
吉野といえば言わずと知れた日本一の桜の名所。
春になればおよそ3万本もの桜の花が下千本・中千本・上千本・奥千本へと約1ヶ月をかけて豪華絢爛に咲き乱れます。
その優雅で気品のある桜は、古くは古今和歌集にも読まれ、現代に至るまで多くの文人墨客の心を惹きつけてきました。
そして花期が終わると萌えいづる美しい若葉が全山を覆い、多くのハイキングを楽しむ人々が行き交います。
さらに緑が濃くなりはじめると、吉野川では鮎釣りが解禁となり、涼を求める人とともに多くの人で賑わいます。
また龍門岳の影を映す津風呂湖では、ボート遊びやハイキング、魚釣りなどを満喫することが出来ます。
やがて秋になると吉野の山々は紅葉の時期。桜やかえで、もみじが山々を彩ります。静かな吉野の秋は、古寺史跡や文学の足跡を巡るのに最適な季節と言えるでしょう。
また、枯淡の世界となる冬景色も格別。雪降る吉野の山中で別れた義経と静の悲恋に思いをはせるのもいいでしょう。